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パキポディウムに寄生したカイガラムシを駆除(対処法、予防)

カイガラムシは様々な植物に寄生します。幹、枝、葉より汁を吸うため植物の生育を阻害したり、病気の原因となります。また、繁殖力も強いため見つけ次第迅速な対応が必要となります。

本記事では実例を交えて駆除方法、予防法を解説していきます。

目次

パキポディウム・ウィンゾリーに寄生したカイガラムシ

この株が今回カイガラムシに寄生されたウィンゾリーの実生株になります。一見問題なく見えますが、、、

この通りカイガラムシが寄生しております。

葉の表面は水や風が当たるので少なかったのですが、葉裏を見ると何匹か視認できました。

また、パキポディウムに関しては生長点付近に棘が間隔狭く生えており、その隙間に寄生されていました。

こちらは実生のウィンゾリーですが、葉の付け根、生長点付近に寄生しています。

パキボディウム・アンボンゲンセに寄生したカイガラムシ

問題無さそうに見えるアンボンゲンセですが、

生長点付近の葉の付け根に寄生していました。

パキボディウムは成長付近に葉と棘が密集しており、その隙間に寄生されていると目視での確認が難しいです。

カイガラムの駆除方法

  1. 葉に寄生しているカイガラムシをティッシュや歯ブラシなどで取る 
  2. 歯ブラシ、爪楊枝、ピンセットなどで幹についたカイガラムシを取る
  3. カイガラムシに適用のある薬剤を散布する

※カイガラムシの体液はアレルギー反応を起こす場合がありますので手袋を着用しましょう  

※パキポディウムには毒性がありますので手袋を着用しましょう

今回はベニカXファインスプレーを使用しました。パキポディウムの場合はおすすめです。

アガベなどの場合も同様に処理します。


カイガラムシの予防方法

  1. 風通しの悪いところで繁殖するので株周辺の風をしっかり回すようにする
  2. 潅水時に葉や幹も洗い流す
  3. 定期的な目視チェック
  4. カイガラムシに適用した薬剤を定期的に散布する

上記が日常の管理で気を付ける点だと思います。そもそも持ち込まないのが一番ですが、新規で導入した株についていたり風で飛んできたりなど、室内管理であっても完全に持ち込みを無くすのは難しいと思います。

早期発見で被害を広げず駆除するのが良いかと思います。

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まとめ

今回はカイガラムシの駆除方法、予防方法を紹介しました。

植物の元気を奪い、最終的には枯らしてしまうカイガラムシ

早期発見が一番大事だと思います。

忘備録かねてブログを運営しております。少しでも参考になれれば幸いです。

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