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レックスベゴニアの育て方、管理方法、枯れる原因とその対策

レックスベゴニアはその独特な形と美しい色合いが人気な観葉植物ですが、育成が難しいと感じる方も多いかもしれません。適切なケアを怠ると枯れてしまうこともありますが、要点を押さえれば健康に育てることができます。

今回はレックスベゴニアの育て方、育成方法、管理方法と枯れる原因、その対策を紹介します。

目次

レックスベゴニアとは

レックスベゴニアは、原種のベゴニアレクスと様々な品種を交配させたベゴニアの総称になります。
葉の形や色、模様が非常に多彩で観葉植物として人気です。

置き場所

レックスベゴニアは光を浴びすぎると焼けてしまったり色合いが悪くなったりしますが、逆に光量が足りないとだらしなく伸びてしまったり成長が止まってしまいます。

室内の間接光で明るい場所に置くのがおすすめです。

また、レックスベゴニアは蒸れが大敵です。
空気の循環が良い場所や風が通る場所に置きましょう。

水やり

レックスベゴニアの管理で一番注意する必要があるのが水やりです。
枯れる例を沢山見てきましたが、ほとんどが蒸れによるものでした。

レックスベゴニアは他のベゴニアと違い加湿を嫌うイメージがあります。
用土が完全に乾燥してからたっぷり水をあげましょう。
メリハリが大事です。

私の場合は用土を工夫し、水やりのタイミングは葉が少し垂れてきてからにしています。

用土 配合

市販の観葉植物用の土で問題ありませんが、私の場合は蒸れが怖いので赤玉土3、ひゅうが土3、腐葉土4の配合をしています。
いわゆる多肉植物の土の配合ですが、3年程問題なく育成できています。
ただ、用土が乾くのが早いので頻繁な水やりが必要になります。

温度、気温

レックスベゴニアは15℃~25℃で成長します。耐寒性はないので冬はかならず室内に取り込みましょう。

レックスベゴニアが枯れそうなときは

レックスベゴニアは水が切れると葉が垂れ下がります。
基本的には水やりで回復しますが、水やりをしても回復しない場合は何らかの原因で根が水を吸えていない可能性があります。

根茎を確認して黒ずんでいたり、ブヨブヨになっていなければ回復の見込みがあります。
鉢の半分が浸かるくらいの水をいれたバケツに鉢ごと漬けましょう(腰水)

回復してきたら一度用土を乾燥させて植え替えをします。
根が回りすぎて根鉢になっていたりすると通常の水やりでは水が吸いきれずに葉が垂れてきてしまう場合があります。

葉が垂れてきた原因が根腐れの場合は上記の方法では回復しませんので、不要な根と葉を切り、生きている根茎部分を挿し木するしかありません。

▲水切れのレックスベゴニアです
一見、枯れてしまいそうですが、潅水すれば1日で元に戻ります
※極端な例なのでここまで垂れてしまう前に水やりをしましょう

葉が枯れてきた 腐ってきた時は

レックスベゴニアの葉が写真のように枯れるのは正常な代謝によるものです。
古い葉を枯らし、新しい葉を展開します。

ここで注意したいのが枯れた葉の取り扱いです。

上の写真が分かりやすいと思うのですが、ベゴニアは茎に水分を多く含みます。
枯れた葉が落ちると用土の上で腐りやすく、鉢内の環境を悪くしてしまいます。
役目を終えた葉は引っ張ると簡単に取れますので早めに除去するようにしましょう。

葉数を増やすには剪定が必要

お店で置いてあるレックスベゴニアは葉数が多く密集しています。
購入後も姿を保つには定期的な切り戻し(剪定)が必要になります。

▲伸びた根茎の先端を切ります

▲根茎の先端を切ると脇から新しい茎が伸び葉が上がります。
これを繰り返すと小さく密集した株になります。
※切った根茎は挿し木できます

増やし方 挿し木の方法

▲レックスベゴニアの根茎部分を清潔なハサミでカットします
葉の茎からは発根しないため必ず根茎からカットしましょう

▲カットしたものがこちらです
用土か水苔に植え込んで用土が乾かないように管理します

▲数日で発根し、成長していきます

まとめ

今回はレックスベゴニアに関して育成方法など紹介しました。
上記を注意すれば、さほど難しい観葉植物ではありません。
独特な形や色合いが魅力的な植物でギフトなどにもおすすめです。



レックスベゴニアは様々な形、色合いがあります。
好みのものを探すのも面白いと思います。

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