サンセベリアはその美しい葉と育てやすさから人気のある観葉植物です。株分けは、サンセベリアを増やすための簡単で効果的な方法です。この記事では、サンセベリアの株分けの手順や注意点について詳しく解説します。
株分けのタイミング
サンセベリアの株分けは、春から初夏にかけて行うのが最適です。この時期は植物が成長期に入るため、株分け後の根付く確率が高まります。
必要な道具
ハサミ
親株からの切り離しにしようします。できるだけ切れ味の良いものを選びましょう。
また、使用前と使用後にかならず消毒しましょう。
薬剤
今回はトップジンを使用します。サンセベリアの切り口は株が大きいほど面積が広くなります。切り口から雑菌などが入らないように対策しましょう。
実演 (R1734 サイナスシミオラム)
▲今回はサンセベリア サイナスシミオルム R1734の植え替えを行います
サンセベリアの植え替え実例に使うにはマニアックすぎる種ですが基本は同じです
まずハサミで切り離しましょう
▲切り離した株です
これだけ根が生えていればトップジン塗布後に乾燥させて、植え付ければ問題ありません
▲注意するべきはこのような株です
塊根部は太いですが根がほとんど無いです
この場合は発根管理が必要となります
乾燥後ミズゴケに植え付けて管理します
▲切り離した他の株になります
根が少ないように見えますが太い根が生きていますので発根管理は必要ないと判断しました
根が生きている場合、表面に薄っすら産毛のようなものが確認できます
根が死んでいる場合は不要な部分を切って発根管理に移りましょう
▲切った面にトップジンを塗布します
私は綿棒を使用して塗布しています
▲乾燥した後、植え付け
用土は基本的に観葉植物用、多肉植物用のものであれば問題ありません
水はけの良いものを用意しましょう
まとめ
今回はサンセベリアの株分けに関して紹介しました。
大変頑丈な植物なので根がない場合の処理を怠らなければ基本的に枯れることはないと思います。
株分け後は、直射日光を避けた明るい場所に置くと良いでしょう。徐々に日光に慣れさせることで、健康的に成長します。
参考になれば幸いです。
サンセベリアは園芸店などで仕上がった株を買うのも良いですがメルカリなどで子株から育てるのもオススメです。園芸店より安く買うことができたり、園芸店に置いてないようなマニアックなサンセベリアを購入できます。
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