モンステラの毒性、危険性に関して　ペット　乳幼児に注意

2024-08-252024-09-08

　モンステラ（Monstera）は、その美しい葉と独特の形状から人気のある観葉植物ですが、その毒性について知っておくべきことがあります。特にペットや乳児がいる家庭では、注意が必要です。

モンステラの毒性

　モンステラには、シュウ酸カルシウムという成分が含まれています。この成分は、植物が自らを守るために持つもので、口に入れると以下のような症状を引き起こす可能性があります。

口腔内の刺激：葉や茎を噛むと、口の中や喉に刺激を感じることがあります。

腫れや痛み：特に舌や唇が腫れることがあり、痛みを伴うこともあります。

消化器系の不調：吐き気や嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。

ペットへの影響

　犬や猫がモンステラを誤って食べてしまった場合、同様の症状が現れることがあります。特に好奇心旺盛な子犬や子猫は、植物を噛んでしまうことが多いため、注意が必要です。ペットがモンステラを食べた場合は、すぐに獣医師に相談することをお勧めします。

乳幼児への影響

　乳児は何でも口に入れてしまうため、モンステラの葉や茎に触れたり、口に入れたりすることがあります。特に、葉の表面には微細な針状の結晶があり、これが皮膚に触れると刺激を引き起こすことがあります。乳児がモンステラに触れた場合は、すぐに手を洗い、異常がないか確認しましょう。

安全な取り扱い方法

　モンステラを高い場所に置くかペットや乳児が届かない場所に設置することをお勧めします。
　定期的なチェックもしましょう。モンステラの葉が落ちたり、茎が折れたりすることがあります。これらの破片が床に落ちていると、誤って口に入れてしまう可能性があるため、定期的に周囲をチェックすることが重要です。
　ペットや乳児の安全を守るために、注意を怠らず、楽しい植物ライフを送りましょう。もし万が一、誤って摂取してしまった場合は、すぐに医療機関や獣医師に相談することを忘れないでください。
　モンステラを楽しむ際は十分な配慮を行いましょう。