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アガベチタノタsp.No1の特徴、育て方、成長速度など(sp.ナンバーワン)

チタノタ国内最古の園芸品種と言える「sp.ナンバーワン」

現在ではチタノタと学名がついていますが、国内に初めて入ってきたときは学名がなく、「Agave sp.」として扱われていました。

※「sp.」は属名までしか特定できない場合の表記になります

「sp.ナンバーワン」のルーツは1984年に東京農業大学にアガベの不明品種(Agave sp.)が届き、その中で管理番号として「sp.ナンバーワン」、「農大ナンバーワン」と名付けられたとのことです(諸説あり)

ナンバーワンに関しては色々な説があり、なにが正しいかは今となってはわかりません。「sp.ナンバーワン」と「農大ナンバーワン」は呼び方が違うだけで元は同じ株だと考える人もいますし、違うと考える人もいます。

また、古くから国内にある園芸品種に「ナンバーワン錦」もありますが、こちらは全く別系統の株だと私は考えております。

謎多き「ナンバーワン」ですが、そのルーツも含めてとても魅了的な園芸品種です。

今回は我が家での成長記録も交えて紹介していきます。

目次

基本情報

学名

Agave titanota 

耐寒性

-4℃ ※5℃以下で室内に取り込み推奨 地植不向き

水やり

用度が乾いたらたっぷりと

推奨光量

7万lux~ 8時間照射目途

病害虫

アザミウマ、葉ダニ、カイガラムシ、炭疽病など

育て方(管理方法) 注意点

 我が家では管理方法は以下の通りです。

環境

室内 サーキュレーター24時間稼働

温度

夏季 ~38℃ 冬季 8℃~

光源

HASU38 spec9 照射距離葉先より20㎝

光量

~10万lux(DegitalLuxMeter参照) 約12時間照射

葉の密度が高くなりますので通気性を良くして蒸れに注意しましょう



ヘリオスグリーンLED、HASU38で問題なく管理できます。

最近植物育成用LEDも下記の通り、中古で出品されるようになってきました。

中古での購入の場合は製品寿命がありますので使用期間を確認するようにしましょう。

用土

基本的には水はけが良い用土をおすすめします。

赤玉、ひゅうが土メインで配合していますが若干ひゅうが土を多めに配合し蒸れないようにしています。

施肥は緩効性肥料でマグァンプK大粒、液肥でハイポネックスを与えています。


成長記録(約1年間の成長)

2022年11月29日

2023年1月15日

▲短葉になってきました

2023年7月4日

▲大人の顔つきになりました

2024年1月15日

植え付けは一度も行っておらず鉢はプレステラ105深鉢になります


ナンバーワン比較(sp.・農大・ナンバーワン錦)

▲sp.ナンバーワン

▲農大ナンバーワン

▲ナンバーワン錦

同じナンバーワンの名前がついている株です。

並べてみると特徴がそれぞれ違うのが分かると思います。

参考になれば幸いです。

購入方法

園芸店で購入するかメルカリやヤフオクなどで購入になると思います。

親株の写真をしっかり確認したうえで子株を購入するのが良いかと思います。

まとめ

今回はsp.ナンバーワンについて紹介しました。

海外の園芸品種に劣らない魅力的な国内創出の園芸品種になります。

是非、育成チャレンジしてみてください。

忘備録かねてブログを運営しております。少しでも参考になれれば幸いです。

質問、問い合わせ等ありましたらInstagramからお願いいたします。

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